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アウディ TT クーペ 2.0 TFSI レビュー:慣らし運転

2008 年 3 月 24 日 コメントをどうぞ コメント

アウディ TT クーペ 2.0 TFSI レビューの2回目です。
まだまだ慣らし運転中のため踏めません。

アウディ TT インパネ

「慣らし運転」のページに書いたように、エンジンの慣らしはそこまでシビアにならなくても良いと考えていますが、ミッション等、総合的に考えるとやはり慣らし運転は必要です。
TTのマニュアルにも慣らし運転についての記載がありますので、そこそこ守りつつおとなしめに乗ってみてます。

現在ようやく我がTTの走行距離は680km。
ここまでで気づいた点を書いて行きたいと思います。

TTのボディは大きい?
あらためて書くほどでもありませんが、やはりかなり幅広のショートボディです。
幅が広い=安定感は増すが、取り回しが…
と思ったら、実は最小回転半径は5.2mと、前に乗っていたボクスターと変わりません。
狭いところは注意が必要ですが、回転半径が小さいおかげで、そこまで幅を意識することなく運転できます。

内装はいかにもアウディらしい
スポーティな囲まれ感がありつつも、そこそこ高級感があると思います。
内装は最終的にこの車になった決め手のひとつでもあります。
照明の色はオレンジでもグリーンでもなく(欧州車でグリーンは無いか…)赤で統一されています。
メーター照明は文字盤が白で赤い針。
昼間と同じように見えるようにとのことですが、このメーター照明が結構きれいだったりします。
サンバイザー裏のバニティミラーは蓋を開けると電気が点くなど、細かな気配り仕様はさすがアウディ。
ちょっと手を抜いたんじゃない?と思う箇所もあります。
センターコンソールのドリンクホルダーと小物置きのトレイは、本当に使い勝手が悪い。
ドリンクホルダーに至っては、取説に「走行時は使うな」と明記されていたりします。
この2つは要らないからアームレスト付きのセンターコンソールボックスが欲しい所。

TTって速いの?
2.0だと数値的には控えめな200psですが、体感は速いです。
軽いボディと低回転から回るターボ、継ぎ目がほとんどないMTベースのAT(Sトロニック)のおかげで、本当に気持ちよく加速してくれます。
国産のハイパワースポーツとはまた違った速さがあると思います。

TTのエンジン性能は
VW GolfやA3で使用されているのと同じ2.0TFSIという直噴ターボエンジンです。
もちろん味付けは車ごとに違うわけですが、特筆すべきは燃費。
荒い踏み方をしても10km/Lぐらいはいけちゃう感じです。
そして慣らし中なのに、ついつい踏みたくなる吸排気音。
アイドリングはかなり静かなんですが、回転が上がってくるとどんどん良い音になります。

FFらしからぬ回頭性は本当か
これは微妙ですね。
あちこちで「FFらしからぬ曲がり方」と書かれていますが、やはりFFっぽい部分が顔を出します。
ただ、アンダー出たなーと思っているうちにどんどん鼻先が吸い込まれて狙ったラインをトレースして行く感じです。
電動パワステは低速時にかなり軽く、国内の街乗り程度では楽しい車ではなく普通の車ですね。
リラックスして乗れるスポーツカー(スポーティカー?)だと思いました。

とりあえず今書けるのはこんな所。
Sトロニックに関しては、慣らしが終わって回せるようになってからSモードやパドルシフトを使ってみてレビューしたいと思っています。

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